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Case 導入事例

2026.07.24

石川県七尾市 能登島地区コミュニティセンター

🏛 七尾市公共施設 ☀ 太陽熱で給湯 🚰 災害時200L生活用水 👥 地域防災拠点

能登半島地震から約2年半。石川県七尾市では、復旧から復興へと歩みを進める中、地域住民が集う能登島地区コミュニティセンターへ太陽熱給湯システム「ReTerra」が導入されました。今回のReTerra導入事例は、平常時は太陽エネルギーを活かした快適な給湯設備として、そして災害時には生活用水を確保する地域防災拠点として機能する、「使いながら備える防災」のかたちです。

能登島地区コミュニティセンターの外観全景

能登島地区コミュニティセンター 施設概要

今回ReTerraを導入した能登島地区コミュニティセンターは、石川県七尾市能登島にある地域住民の交流拠点です。公共施設としての性質上、平常時の利用だけでなく、災害時の指定避難所としての役割も担っています。

施設名 能登島地区コミュニティセンター
所在地 石川県七尾市(能登島地区)
用途 地域交流拠点/指定避難所
既存熱源 LPガス(既存給湯器と併用)
ReTerra設置形態 後付け設置(既存給湯器と併用)
集熱器 HC-2010B(集熱面積 2.09㎡)×2枚 合計4.18㎡
タンク容量 200L(HS-200A)
屋根形状 瓦屋根(ワイヤー固定・南向き設置)
工事期間 2日
設置年月 2026年7月

導入の背景 ─ 能登半島地震からの歩み

2024年に発生した能登半島地震は、石川県七尾市を含む能登地域に大きな被害をもたらしました。地震発生から時間が経過するにつれ、地域では復旧から復興へと段階が移り変わっていきましたが、復興には長い時間がかかるという現実にも直面してきました。

能登島地区コミュニティセンターは、地域住民が日常的に集う拠点であると同時に、災害発生時には指定緊急避難場所としても位置づけられています。こうした施設だからこそ、「平常時も災害時も使える設備」が必要とされていました。

こうした背景のもと、太陽熱給湯システム「ReTerra」の導入が検討されることになりました。太陽熱利用によって平常時の光熱費負担を抑えながら、災害時にはタンク内の生活用水としても活用できる点が、地域防災の観点から高く評価されたのです。

能登島地区コミュニティセンター避難場所指定看板

ReTerraが選ばれた理由

✅ 太陽熱によるエネルギー削減

給湯にかかるエネルギーの一部を太陽熱でまかない、施設運営の負担軽減につなげます。

✅ 災害時200Lの生活用水

タンク内の200Lは、災害時に生活用水として活用できる備えになります。

✅ 再生可能エネルギーの活用

太陽エネルギーの活用は、公共施設としての環境配慮の姿勢にもつながります。

✅ 長寿命・維持のしやすさ

設計寿命10年以上、部品交換による延命も可能で、公共施設としての長期利用に適しています。

施工の様子

工事は瓦屋根へのワイヤー固定により行われ、南向きの屋根面に集熱器を設置。既存のLPガス給湯器と併用する形で、後付け設置により工事期間はわずか2日で完了しました。

設置前の瓦屋根(Before)
集熱器設置後の屋根全景(After)
集熱器設置後の屋根全景(After-2)
タンクユニットHS-200Aの設置状況
タンクユニットHS-200Aの設置状況-2
ReTerraフルカラーリモコン設置状況
能登島地区コミュニティセンターの給湯室

平常時と災害時、それぞれの活用方法

☀ 平常時

・館内利用者向けの給湯
・清掃や調理での湯利用
・地域イベント開催時の給湯対応

🚨 災害時

・生活用水としての活用
・衛生確保のための給湯
・指定避難所としての支援機能

寄贈から設置までの歩み

七尾市×ReTerraのロゴ

今回のReTerra導入は、能登復興を後押ししたいという想いから始まりました。以下は、寄贈が決定するまでの経緯です。

能登半島地震
支援方法の検討
岡崎商工会議所
七尾商工会議所
七尾市
寄贈決定
設置工事(2026年7月)
感謝状贈呈
感謝状贈呈式の様子

関係者コメント

七尾市長 茶谷 義隆 様

このたびは、能登復興支援として太陽熱給湯システム「ReTerra」をご寄贈いただき、心より感謝申し上げます。復興にはまだ時間を要しますが、多くの皆さまからの支援によって新たなつながりが生まれ、それは七尾市にとって大きな財産となっています。今回のご寄贈も、岡崎商工会議所、七尾商工会議所をはじめとする皆さまとのご縁があって実現したものです。今後も企業との連携を深めながら、地域の安心・安全につながるまちづくりを進めてまいります。

能登島地域づくり協議会 会長 森下 剛 様

能登島地区コミュニティセンターでは、子ども食堂をはじめ、地域の皆さんが集まるさまざまな活動でお湯を使用しています。日常の調理だけでなく、夏場にはシャワー利用などにも活用できるのではないかと期待しています。地域の交流拠点として、平常時から活用しながら、災害時にも地域住民の安心につながる設備として大切に使っていきたいと思います。

マルヤス工業株式会社 常務執行役員 鳥居 真吾

私自身、七尾市には何度も訪れ、復興には長い時間が必要であることを改めて実感しました。だからこそ、一時的な支援ではなく、地域に寄り添い続ける支援が大切だと考えています。ReTerraは『お湯を気にしない毎日』を目指して開発した製品です。今回導入した2つのコミュニティセンターが、平常時は地域の皆さまの暮らしを支え、災害時には安心につながる設備として長く活用されることを願っています。今後もReTerraを通じて、暮らしと防災の両面から地域社会に貢献してまいります。

※補助金制度・自治体の支援制度に関する内容は変更される場合があります。最新情報は七尾市または関係機関へご確認ください。

まとめ

石川県七尾市の能登島地区コミュニティセンターへのReTerra導入は、平常時の光熱費削減にとどまらず、災害時には約200Lの生活用水を確保できる地域防災拠点としての価値を持つ、太陽熱給湯システムならではの導入事例です。あわせて、年間約98kgのCO₂排出削減にも貢献しています。

このReTerraコミュニティセンター導入事例は、単なる設備導入ではなく、「復旧から復興へ」という地域の歩みに寄り添い、平常時と災害時の双方で地域を支える新しい防災設備の事例として、今後の自治体や公共施設への導入モデルとなることを目指しています。

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