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2024.08.08
太陽熱温水器のメンテナンスについて解説!
太陽熱温水器のメンテナンスについて解説!
どんな時?確認項目は?
太陽熱温水器は、太陽の熱を集めてお湯を作るシンプルな機器です。このシンプルさから、構造も簡潔で、故障が少ないという利点があります。しかし、屋外に設置されているため、自然災害や経年劣化の影響を受けやすくなります。そのため、年に1回、最低でも2年に1回のメンテナンスが必要です。適切なメンテナンスを行うことで、故障や水漏れを未然に防ぎ、長期にわたり安定した性能を維持できます
メンテナンス内容
<目視点検>
- ●機器全体の状態を確認し、破損や錆の有無をチェックします
パネルの表面に汚れや異物が付着していないか確認し、定期的に清掃を行います。汚れが溜まると、太陽光の吸収効率が低下するため、清掃は重要です。ですが、目視だけでなく、専門業者による詳細な点検が必要です - ●配管の接続部分に漏れがないか確認します
漏れが発生している場合は、早急に修理を行う必要があります。漏れは、長期的には配管全体の劣化を引き起こし、さらなる修理費用を増加させる要因となります
<貯水槽の点検と清掃>
- ●貯水槽内の水質を確認し、必要に応じて清掃します
貯水槽の内部に蓄積された汚れやバイ菌は、健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、定期的な清掃が不可欠です - ●錆や水アカが発生している場合は、適切に処置します
錆や水アカは放置するとさらなる劣化を招くため、専門業者による適切な処理を行うことが重要です。例えば、酸性洗浄剤を使用しての清掃や、必要に応じた部品交換を行います
<配管の点検と修理>
- ●配管の腐食や劣化の有無を確認し、必要に応じて修理または交換を行います
配管は、長期間使用していると腐食が進行することがあるため、定期的な点検が重要です。腐食が進行すると、水漏れのリスクが高まりますので、早期に専門業者に依頼して修理や交換を行うことが大切です
<安全装置の確認>
- ●安全弁や圧力弁が正常に作動するか確認します
安全装置は、異常が発生した場合に機器を保護する重要な役割を果たします。これらの装置が正常に機能していないと、思わぬ事故を引き起こす可能性があるため、定期的に確認を行うことが必要です
<定期メンテナンス以外でもメンテナンスが必要な時>
以下の場合は定期メンテナンスの時期を待たずに業者に依頼する必要があります
- ●お湯の中に錆や水アカなど不純物が混ざっている時
貯水槽や配管の劣化によって錆や水アカが発生している可能性が高いです。これらの不純物は、健康に影響を及ぼす可能性があるため、早急に清掃や交換が必要です。また、清掃を行う際には、専門業者に依頼することで、適切な方法での処理が保証されます - ●急に水道代が高くなった時
貯水槽の破損や配管の腐食による水漏れが考えられます。水道代が異常に高くなることは、何らかのトラブルの兆候であるため、自分で修理できない場合は、業者に依頼してください。水漏れは、住宅に大きなダメージを与える可能性があるため、迅速な対応が求められます
専門業者に依頼する理由
- 専門業者は、太陽熱温水器の設置状況や使用状況を踏まえた適切なメンテナンスを行うことができます。太陽熱温水器のメンテナンスを定期的に行うことで、安全に長く利用することが可能になります。必ず専門業者に依頼し、安全第一でメンテナンスを行いましょう。定期的なメンテナンスを行うことで、トラブルを未然に防ぎ、安心して使用することができます。
お問い合わせ
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