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column お役立ちコラム

2026.07.17

太陽熱を給湯器に繋ぐ「ソーラー接続ユニット」は必要?ReTerraが「本体だけで直結できる」理由

SMART DESIGN
内蔵型
減圧弁・安全弁・膨張タンク
COMPACT
456mm
省スペース設計
SAFETY
300kPa
減圧弁内蔵

太陽熱温水器を検討していると、「ソーラー接続ユニット」や「ミキシング弁」という言葉を目にすることがあります。

「給湯器と繋ぐために別売りの機器が必要なの?」「工事費が増えるのでは?」と不安になる方も少なくありません。

ReTerraの場合、リモコンで出湯温度を30〜45℃の範囲で設定できるため、基本的にはソーラー接続ユニットなしで既存の給湯器と接続して使うことができます。

ただし、使い方や給湯器の機種によってはソーラー接続ユニットを追加することでより便利になるケースもあります。今回はその違いと、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを正直にお伝えします。

ReTerra集熱器の写真

なぜ「ソーラー接続ユニット」が検索されているのか?

太陽熱温水器を調べていると、「ソーラー接続ユニット」「ミキシング弁」「給湯器接続アダプター」など、さまざまな部材名が出てきます。

これは、太陽熱で作られた高温のお湯をそのまま給湯器へ送ると、給湯器のエラーの原因になるケースがあるためです。

特に夏場の晴天時には、タンク内のお湯が高温になることがあります。このお湯がそのまま給湯器へ流入すると、給湯器の安全センサーが異常を検知してエラー停止する場合があります。そのため、「温度を調整してから給湯器へ送る」ための機器として、ソーラー接続ユニットを追加するケースが業界では見られます。

⚠ 太陽熱温水器と給湯器の接続で起きやすい課題

・夏場の高温湯が給湯器に流入してエラー停止する
・対策として外付けユニットを追加すると費用・配管が増える
・後付け部品が増えることで長期的なメンテナンスが複雑になる

ReTerraの基本的な使い方:リモコンで出湯温度を設定する

ReTerraは、付属のリモコンでタンクからの出湯温度を30〜45℃の範囲で設定できます。この設定が、給湯器との接続に大きく関係します。

基本的な使い方は以下の通りです。

🔧 ReTerraの出湯温度設定と給湯器の関係

出湯温度を低め(30〜35℃前後)に設定する場合
→ 給湯器をONのまま使用できます。給湯器が最終的な温度調整を担うため、自動湯はりや追い焚きなど給湯器のフル機能が使えます。ReTerraが予熱した水を送り込むことで、給湯器の燃料消費を削減します。

出湯温度を36℃以上に設定する場合
→ 給湯器の電源をOFFにする必要が生じる場合があります。40~45℃の湯が流入すると、機種によっては給湯器がエラーを起こすことがあるためです。この場合、自動湯はりや給湯器の一部機能が使えなくなります。

※なお、給湯器の機種によっては45℃の流入でもエラーにならないケースもあります。

ソーラー接続ユニットを追加するとどうなる?

ソーラー接続ユニット(給湯器メーカーが提供する太陽熱温水器接続用機器)を追加すると、ReTerraからの湯と水道水を自動でブレンドして給湯器への流入温度を調整します。これにより、ReTerraの出湯温度を45℃に設定したまま、給湯器のエラーを気にせず使い続けることができます。

給湯器をONのまま使えるため、自動湯はりや追い焚きなどの機能もそのまま利用できます。手間なく太陽熱を最大限に活用したい場合には、有効な選択肢のひとつです。

✅ ソーラー接続ユニットを追加するメリット

・ReTerraの出湯温度を36~45℃に設定したまま給湯器をONで使い続けられる
・自動湯はり・追い焚きなど給湯器のフル機能が使える
・給湯器のエラーを気にせず、太陽熱の恩恵を最大限に受けられる
・毎回手動で設定を切り替える手間が不要

ソーラー接続ユニット追加に伴う注意点

ソーラー接続ユニットの追加には便利な面がある一方で、以下の点についても考慮しておく必要があります。

⚠ 検討しておきたいデメリット

追加コストが発生する
ユニット本体の費用に加え、追加工事費が発生します。

部品の長期供給リスク
給湯器メーカーが提供するソーラー接続ユニットは、機器本体の生産終了に伴って供給が終了する場合があります。また将来的に他メーカーの給湯器を交換した際にも、接続ユニットも対応品への交換が必要になる可能性があります。

故障リスクが増える
システムに機器が増えるほど、故障が起きる可能性のある箇所も増えます。長期的なメンテナンス計画を考えておくことが重要です。

配管が複雑になる
外付けユニットが加わることで、配管構成が増え、施工・将来のメンテナンスが複雑になる場合があります。

HS-200Aタンクユニット単体写真

ReTerraのタンクユニット「HS-200A」に内蔵された安全設計

ReTerraのタンクユニット(HS-200A)には、圧力を適切に管理するための安全機構が標準で内蔵されています。

🔧 HS-200Aに内蔵されている安全機構

減圧弁(300kPa):水道からの流入圧力を設計値に調整
安全弁(340kPa):万一の圧力超過時に自動開放してシステムを保護
膨張タンク(内蔵):温度上昇による水の膨張を吸収し急激な圧力変動を防ぐ
DCポンプによる自動集熱制御:外気温に応じた流量制御を自動で行う

また、ReTerraを開発・販売するマルヤス工業株式会社は、自動車部品メーカーとして長年モノづくりを行ってきた企業です。配管には自動車部品レベルの耐腐食性技術が活用されており、安全性・耐久性・配管品質・制御設計まで含めた一貫した思想で製品化されています。

▶ 動画でわかる:ReTerraの仕組み

まとめ:ソーラー接続ユニットは「必須」ではないが「選択肢」になる

ReTerraは、リモコンで出湯温度を調整できるため、基本的にはソーラー接続ユニットなしで既存のガス給湯器・石油給湯器と接続して使うことができます。

一方で、「給湯器のエラーを気にせず45℃設定で使い続けたい」「自動湯はりを毎回使いたい」という方には、ソーラー接続ユニットの追加が便利な選択肢になります。

ただし追加には費用・部品供給リスク・故障リスクの増加といった点も伴います。どちらが正解かはご自宅の給湯器の機種・使い方・優先事項によって異なります。

「わが家の場合はどうすればいい?」——そんな疑問は指定工事店または公式サイトよりお気軽にご相談ください。ご自宅の環境に合わせて最適な構成をご提案します。

🌿 ReTerraはガス・石油給湯器との接続を前提に設計

ReTerraは、既存のガス給湯器・石油給湯器とのハイブリッド利用を前提に設計されています。なお、エコキュートとの併用は機能を損なう可能性があるため推奨していません。

ガス給湯器とReTerraの接続施工イメージ
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